ヴォルガ川（サンクトペテルブルグ～モスクワ）

●ヴォルガ川

『母なる川』と呼ばれるロシア西部を流れる全長3,690kmの川。上流ではヴォルガ上流地方の森林地帯を源流とし東へ流れます。湖や支流、運河でサンクトペテルブルグ、モスクワなど繋がっています。ニジニ・ノヴゴロド、カザンなどの重要な交易都市を通り、南へ流れを変えると肥沃な黒土地帯、ヴィルゴグラート（旧スターリングラード）、乾燥地帯を通りカスピ海へ注ぎます。

●帝政ロシア都市と素朴な田舎と出会う

ロシアの首都モスクワは政治、経済、文化、宗教の中心地。

サンクトペテルブルグには帝政ロシア・ロマノフ王朝が豪華絢爛な宮殿が残されています。

古都が点在する『黄金の輪』のウーグリチ、のどかな村ゴリツィ、世界遺産の木造教会があるキジ島、ロシアが誇る詩人プーシキンのおとぎ話に登場するような世界マンドロギなど、素朴なロシアの暮らしを見ることもできます。

●クルーズについて

モスクワから北上し、オネガ湖、ラドガ湖を通り、サンクトペテルブルグへ。

およそ1,500km、高低差160ｍを17の閘門を越えて行く壮大な旅。

歴史ある地方の街や村、修道院を訪れながら、広大なロシアをゆったりのんびり旅するクルーズです。